NATIVE AMERICANのシークレット・ゾーン
始めに
アメリカのサウス・ウエストと呼ばれる地域に、現在でも数多くのインディアン居住区が存在します。
皆さんもご承知の事とは思いますが、今一度Massieが簡単に説明?させて頂きます。
アリゾナ州の『ギャラップ(地名)』を十字の中心として、
上部全体(北)が『ナヴァホ族』、ちょい下部(南)が『ズニ族』、左斜上部(北西)が『ホピ族』、
右から右上部(東、北東)が今回のテーマとなる『プエブロ』密集ゾーンでございます。
・・・で、『プエブロ』とは何ぞや!と申しまするに・・・?
『○○族』『△▽族』など、それぞれの部族が『村』を作っておりまして、
Massieが思うに『長屋』風もあれば、赤土でできたちっちゃなお家がいっぱいある『団地』風もあり。
極めつけは、高さ111メートルの岩のてっぺんに『天空都市』を作った部族もあります。
・・・なぜ?との声もチラホラ聞こえてきそうですが、
この部分に関してはまた次回にでもお話しする事にしましょう。
さて、ぼちぼち本題に入りたいと思うのですが、
まずシークレット・ゾーンとは本来ならば絶対知ることが出来ない「秘密の地域」である。
という事を覚えておいて頂きたいのです。
そして、Massieも決して知る由もない事であったハズ・・・なのに・・・なぜか・・・???
あれは忘れもしない逮捕?劇でした。
実はMassieがインディアン居住区で捕まってしまったのだ!!
「ちょっとひと休み。」のつもりが・・・
ニュー・メキシコの玄関口であるアルバカーキーからタオスを結ぶ南北のライン付近、
ここに20ほどの『プエブロ』が、時を超えて今も誇らしげに生きている。
いくつかの『プエブロ』では、およそ1000年におよぶその生活を公開している。
また逆に、いくつかの『プエブロ』ではその全容が閉ざされた(一般に)ままに・・・
事件?はその閉ざされたある『プエブロ』で突然起こった。
魅力的な街サンタフェを後に気ままにドライヴ、「あぁ〜のどがかわいたな。」と思い、
ハイウェイから脇道へと外れた。どことなく殺風景な感じの道を走ること5分。
「あっ、村?やぁー。」「コンビにあるかな?」などと考えつつゆっくりと停車。
車から降り立つやいなや、感じる村人からの視線。
「なんかおかしいぞー。」と思いながらもコンビニ?で水をGet!
「もう二度と訪れへんかも知れんし、写真でも撮っとくか」と思い、
車からカメラを取り出したその瞬間、インディアンのおまわりさんに取り押さえられた。
Massieの容疑は、お店のおばちゃんとしゃべったのと写真を撮ったという罪?だそうだ。
なんかよう分からんけど「怖かった。」、いつしか両手は万歳!そうホールド・アップです。
やがて、マッチョに鍛えられたインディアンのおまわりさんがこう言った、「フォロー・ミー!」。
その昔イルカってシンガーが、♪フォロー・ミー、そう言って・・・どうなったっけ???
ますます謎は深まるばかり、容疑者?のMassieはうつむきかげんのまま連行された。
たどり着いた先は、赤い土壁の外観から想像が不可能な近未来風のオフィスだった。
「ここはUFO?の中かもしれない!」その時だ、正面にあった扉が開いたのは・・・。
英会話の生レッスン
そこに立っていたのは、村長さんと思われる方であった。
おそるおそる扉の向こうに足を踏み入れた。期待は見事に裏切られた。
ここはただの個室。ふと我に返ったMassieに彼は質問を始めた。
「Who are you ?」・・・「I am Massie」、彼が笑った?
「You can speak ENGLISH !!」、彼は大きな声で叫んだ!!
そして取り調べを始めた、「日本人がどうしてここに?」・・・こっちが聞きたいよ〜。
いつの間にやら捕まっている事も忘れ、気分はすっかり駅前留学の個人レッスン中!って感じ。
かれこれ1時間のやり取りの中で、徐々にではあるが状況を把握することが出来た。
彼が言うには、「君が迷い込んだこの村は、一般に開放されていない『○○プエブロ』です。」、
「この『プエブロ』では話す事も、写真を撮る事も、絵のスケッチをする事も禁止されています。」、
やさしい口調でそう説明してくれたのです。そしてMassieはこう答えた、
「理解しました。本当にゴメンなさい。以後気をつけます。・・・では失礼します。」、
と席を立とうとした時の事である。彼が「ウェ、ウェ、ウエイトーッ!!!」・・・まだ何か?
いよいよクライマックスへ
踏みとどまったMassieに彼はこう続けた。
「理解出来ましたか、君は複数の罪を犯しました。身柄を拘束いたします。」・・・えっ!
つづく