BLUES DIARY @ Chicago #2


この日記は、2002年2月25日からの数日間、
筆者自身(Massie)がChicagoを訪れた際に感じた事、体験した事を、
心のまま、気の向くまま、に綴ったモノです。(原文そのまま)




2月25日(月) / ♪ら〜い、、、サリー・ライド!!

やっと、待ちに待った渡米の日がやって来た。
いきなりスタート・ダッシュに出遅れて、関空に辿り着いたのが出発40分前。
さらにチェック・インを済ませて、ゲートに着いたのが10分前、危うく乗り遅れる所だった。
乗り継ぎのシスコでは、急遽同行する事になったおかん(本物)が、厳しいチェックにあった。
今度こそ乗り遅れるかと思ったが、何とか機内に入れてもらってセーフ!!
現地時間の午後16:00に、最初の目的地であるシカゴに無事到着。
「電車に乗ってみたい!」というおかんの我がままリクエストで、ちんたらとループまで・・・
さすがにお年寄りのおかんが一緒では、常宿の「TOKYO HOTEL」ではマズイかぁ?
今回は贅沢?にも「CASS HOTEL」を選択する事にした。ツインで$79−、ここも立派になったなー。
が、何かやらかすのがうちのおかん!いきなり時計をなくした。お蔭で3時間も探しまわった。
次は、「サラダが食べたい!」だとぉー?ハイハイ、何なりとお申し付け下さいませ。
最後?の親孝行も楽じゃないねー。(笑)きっと明日はミシガンAvでお買い物に付き合わされるんだろうなー?



さぁー、いよいよシカゴ・ブルース・キャンプの始まりか!そうは問屋が卸さない。
「本場のスポーツ・バーを見たい!」だとぉー?しかたなく『ESPN』の店へ・・・
「Joe-Guy BARもこれくらい本気でやらなあかん!」とお説教まで喰らって・・・
「では、帰国したら投資をお願いします。(笑)」と頼んではみたけど・・・
おかんをホテルまで送り届けて(追い返して)、遂にブルース・キャンプの始まり。

が、時計の針は既に23:00をまわっている。予定では、ビリー・ブランチを観に行くハズだったが・・・
近場の『BLUE Chicago』で、「ビッグ・タイム・サラ」を観る事にした。
江戸スリさんと初夏ちゃんにビリーを観に行くと言ってたのに・・・ゴメンなさい!!
お預かりした伝言を伝える事が出来なかったよ・・・

さて、サラが登場するまでの間、バック・バンドが異常な盛り上がりをみせていた。
今夜は偶然にも日本人がオレしかいなかったのが幸いしたのか、ステージに担ぎ出された。(笑)
運良くオレが英語の歌詞を暗記している数少ないレパートリーで助かったよ。
そのナンバーは、「マスタング・サリー」。Shunさんの初期のアルバムにも入っていて、
阪神大震災の頃、毎日のようにあちこちに飛び回って歌っていたからバッチリ・・・かも?
♪ら〜い、、、サリー・ライド!!のコーラス部分を歌わせてもらっていたけど、
「旅は恥のかき捨て」と誰かが言っていたので、いきなりバンドのメンバーにキューを出した。
ホンマに曲頭に行ってしもうたから、ワン・コーラス歌っちゃった。(爆)
おのぼりさんの日本人観光客が歌ったって事で、ウケ狙いはまずまずの反応。
ボロが出てはいけないので、「シカゴ最高!」と言い残してステージを降りた。

 

その後は、おとなしくバー・カウンターでサラのステージを見つめていた。激写もしたけどね。
968さんが、奥様がサラに似ている?と言ってたから、記念にサインをもらって、
ブルース・キャンプの一日目はこれにて終了!!明日はShunさんとネリ−に会う予定だ。

それにしてもシカゴの真冬の夜は、凍えるなぁー。


2月26日(火) / ♪あい・どん・すぴーく・いんぐりっしゅ

目覚めれば窓の外は雪。白銀の世界が目の前に広がる。(ちょっと大袈裟かぁ?)
本日のモーニング・コールはShunさんからであった。「起きてるぅ〜?」。
「今夜、直接ギグ会場のキングストン・マインズへ行くよ!!」で、業務連絡完了。

さてと、パソコンでも開いて、掲示板荒らしでもオッパジメル事にすっかー?
先ずはウチのBBSから、うむ・・・なになに?KO-1がいらん事を書いとるなぁー。
ありゃりゃー、何故か突然パソコンがシステム・ダウン!!
せっかくシカゴまで遊びに来てるのに、いつまでもパソコンとにらめっこしててもしょうがない。
諦めて、おかんと買い物に出かける事にした。(笑)
雪の降り頻る中、シカゴ観光を満喫。気が付けば両手いっぱいの紙袋。

さていよいよ、ブルース・タイムが近づいてきた。
今夜は雪なので、TAXIでギグ会場へ向かう事にした。
ちょいと急ぎ過ぎたのか、メンバーよりも早く到着。コーヒーで体を温めた。
そこへShunさんの登場。「あれぇ〜?もう来てたの・・・?」。
おかんを交えて、なんだかんだと話をしているうちに、1回目のステージが始まった。

1回目と2回目のブレイクの間も、3人でバカ話?に花が咲いた・・・てか。
そこへネリ−が、通りかかったのでShunさんが呼び止め輪に加わった。
そうだ!!遅くなってしまったが、約束のデジカメを渡さなくては・・・
ネリ−は、メッチャ喜んでくれたらしく、何度もオレにハグをしてくれた。
オレもギュッ!と抱きしめたかったんだけど、さすがにおかんの前では照れるよ。(笑)
お礼の約束は、「ネリ−の全裸の激写!」であったが、今度デュエットする事に変更してもらった。



2回目のステージをのん気に見ていると、ネリ−のクチから「Massie」と飛び出たような・・・?
あれま、マイクを持ってこっちに向かって来るではないか!!(笑)
「今夜ね。」ではなく、「今度ね。」と言ったのに気を使ってくれたのか・・・時既に遅し。
昨夜と打って変わって、それもオレの知らない曲なのに・・・
が、マイクを向けられて関西人が黙って帰る訳にも行かず・・・
メロディーに合わせて即興で歌詞を作った。それも英語でね。
「あい・どんと、すぴーく、アイ・ドント・スピーク、イングリッシュ!!」。
どや、ええもワルイもこれぞナニワン・ソウル!!&スピリッツ!!(笑)
予想以上にお客さんにはウケたけど、ステージ上でShunさんは苦笑い。



で、ネリ−とは次回に歌う曲の約束をした。がんばって歌詞を覚えるぞぉー!!
まぁ、一瞬ではあるけど、オレの声がキングストン・マインズに鳴り響いたよ。
売れない大阪のフロントマンが、一発で笑いを誘ったのだから、上出来っしょぉー?

ブルース・キャンプの2日目も無事に終了!!が、雪はまだ降り続いていた。


2月27日(水) / ♪しかごぉ〜・みっなーい

今朝は早起きをして、パソコンの復旧作業に取り組んだ。懸命の治療の甲斐もなくご臨終。
「かなりショックである。」と同時に、不思議な開放感にも満ち溢れてきた。(笑)
ちょうどそこへ、Shunさんが「遊ぼぉー!」と、ホテルまで迎えに来てくれた。

ご親切にうちのおかんまで一緒に連れ出して頂いて、チャイナ・タウンへと向かった。
ああっ!そういえばNew Yorkでも一緒にチャイナ・タウンを散歩したなぁー。
今回は不思議な3人組でヤムチャ・ランチを楽しんだ。本日の御題は『映画』だった。
いつからShunさんは、観光ガイドに変身してしまったのだろうか・・・?
有名な映画に使われたロケ地を、たくさ〜ん教えてくれた。マジで転職出来そうだ。(笑)
うちのおかんの一声で、『アンタッチャブル』のあの階段(駅の構内)へ向かう事になった。



Shunさんの観光ガイドも御役御免。ホテルの部屋へ戻ってティー・タイム。
オレのVAIO君が死亡したので、Shunさんがパソコンを貸してくれた。
MAILや掲示板のチェックをしている間、おかんの子守りまでしてくれた。ご苦労さん。
ふと、思い出したのだが、ホンマにオレ達はよく一緒の部屋に居るよなぁー。(笑)
今年は、新春早々New Yorkで一緒にお泊りして以来、1月末には我が家(甲子園)で2人っきりに・・・
そして2月末もChicagoで・・・まぁ、今回は3人だからちと安心かぁ?(何が?)
今夜Shunさんは、『キッド・ダイナマイト』とのレコーディングがあるにもかかわらず、
我々親子の面倒を、嫌な顔を一度も見せずにお付き合いしてくれた。感謝!!

「Shunよ、お前はマジで気持ちのええ奴やなぁー!惚れそうやでぇー!!(笑)」。
と思っていたら帰り際にShunさんが、「ネリ−が、Massieは独身?」って聞いてたよー。
噂によると、結婚するなら日本人男性がええらしい・・・?
「もしそうなら、オレも狙ってみようかねぇー?その前に英会話を習わんと・・・(笑)」
しかし迷うなー、Shunさんとネリ−かぁ?どんな天秤やねん。(爆)



相変わらずバカ話?が尽きない2人ではあるが、ボチボチお開きの時間が・・・
「じゃー、菊田はレコーディングに向かいまーす。また5月頃?Chicagoで・・・。」。
おいおいオーイ!忘れ物&落し物のKINGさーん、パソコン忘れてまっせー!!(笑)

で、オレの今夜の予定は、『シュガー・ブルー』を観に行く事だったよな。
おかんの隙を見て「ローザス・ラウンジ」まで一直線。会いたさ見たさ病めるマイ・マインド!!



例に漏れず、R・ストーンズの「♪ミス・ユー」でその音を聴いてから約20年。遂に本物が目の前に!!
正直言ってちょいとヨタッてた。ほろ酔いだったかもしれない???(笑)
が、オレにはどっちでも良かった。だって『シュガー・ブルー』がスグそこに立ってるんだからさ。
それにハープの音は、さすが!と唸らせるフレーズもいっぱい飛び出して来るではないか!!
今夜の芸風はブルース界の「トム・ウェイツか?」、最後まで近寄りがたい雰囲気を醸し出していた。
全盛期?の彼を観てみたかった気もするが、『シュガー・ブルー』の今を確かめれた事で十分満足なり。

 

こうして、数々のブルース・ミュージシャンを身近で目に焼き付ける事が出来る幸せを、
今夜もヒシヒシと噛み締めながら今回のブルース・ミニ・キャンプは幕を閉じた。

♪シカゴ・ミッナ〜イをクチずさみながら、夜空を見上げれば綺麗な満月が浮かんでた。



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