BLUES DIARY @ Chicago



この日記は、2001年11月23日からの数日間、
筆者自身(Massie)がChicagoを訪れた際に感じた事、体験した事を、
心のまま、気の向くまま、に綴ったモノです。(原文そのまま)


11月23日(金) / シカゴ・ミッドナイト

関空からの乗り継ぎの為、ダラスに到着。同時多発テロの影響で空港は閑散としている。
が、ターミナルのあちらこちらに拳銃を抱えたUSアーミーの姿が・・・
厳重なセキュリティーを潜り抜け、目的地のシカゴへと向かった。
今夜は、ずーっと憧れ続けていた、ブルース・ギタリストのShunさんに会った。




憧れのShun、決まってる!!

あれは今から7・8年前の事になるだろうか・・・ShunさんCDを手に入れた。
シカゴに「スゲェー奴がおるもんやねんなー?」と、感慨深げにCDを耳にした。
ぶっ飛んだぜ!!「コイツは日本人なんか?」・・・ただただ驚いた。
Massieは早速、自身のBANDでShunさんのナンバーのカバーを始めた。
その頃、偶然にも奥様を新聞記者の方からご紹介頂き、Massieの会いたい病?は更に加速した。
が、阪神大震災の発生でアドレスを紛失してしまうハメに・・・。

昨年、WEB SITEでお2人を発見!!以後MAILで連絡を取りながら、やっと今日その姿を。
実はShunさんに内緒?で5年ほど前にも『キングストン・マインズ』というクラブでこっそり見た。
そして今年の春にもシカゴで、約束をしながらもニアミス(予定が合わず)してしまった。
やっとの想いでShunさんと会う事が出来た。そりゃーもう感動だよ。
一人の女ですら、こんなに恋焦がれた事はありゃーしない。(笑)
あまりにも興奮し過ぎて何を話したのかも覚えていない。7年間の想いを胸に彼のギターの音を聞いた。
Shunさんの配慮もあってココ・テイラーが経営するクラブではVIP待遇で迎えてもらった。
『バディー・ガイ・レジェンズ』を少々南下したワバシュAv沿いにある『セレブリティ』がソレだ。




後ろの垂れ幕に『KOKO』の文字が・・・

お礼に?ギター・アンプ等の機材の片付けを手伝わせてもらった。
気分は、な〜んちゃってブルース・ミュージシャン!!
渡米初日から、こんなハイ・テンションでええんやろうか?
演奏終了後、Shunさんがホテルまで送り届けてくれた。思わず「上がってく?」と迫りそうになった。(笑)
明日からあと3日、ご一緒させて頂く事になった。楽しいシカゴ生活になりそうだ!!
やっぱりギターを弾いてるShunさんはクールで最高!!ちなみに彼は先日、Joe-Guy野球部に入部した。



11月24日(土) / Saturday @ Chicago

お目覚めは小雨のぱらつく朝だった。シカゴの雨は大歓迎?
♪ FEELS LIKE RAINっていうジョン・ハイアットの曲をバディー・ガイがカバーしてからなんとなく・・・

さて、例によって夜は、「Shunさんとココ・テイラー」のギグを観に行く予定になっていたので、
体力温存の為?遠出はせずにループやリバー・ノース近郊をウロウロとオノボリさんツアー開始。
『シカゴで一番』というキャッチ・フレーズのホット・ドッグ屋さんをなぜか2軒も発見!!
どっちが本物?でどっちが嘘つき?なんだろう・・・?結局食べ比べてみたが、どちらも美味!!
そういえば、もう1軒あった。前回うちのスタッフのKyoroが「美味い!」を連呼していた店が。
あれは確か、ハードロック・カフェとロックン・ロール・マクドナルドの斜め前の店。
『シカゴで一番』はいったいいくつあるのだろうか???『××日本一』のようなものか?

さぁ、そこで正真正銘の『シカゴで一番』のブルースのお話。
今夜もShunさんが迎えに来てくれたんだ。ライヴ会場へは車で走る事20分程。
シカゴ郊外にある『フィッジュジェラルド』というデッカイ箱だった。
およそ30年前に産声をあげた老舗のクラブで風格もスゲェーもんだ。
街中のそれとは異なりオーディエンスの全てがシカゴアンって印象を受けた。
早速会場へ乗り込んだのだが、メンバーの一声で本日のサウンド・チェックは無し?
オープニング・アクトのバンドが入っていた為だろうか?実は日常茶飯事だったりして・・・(笑)
空き時間を利用してメキシカン・フードをShunさんと食べに行った。
野球の事、音楽の事、いっぱい話ができた。益々Shunさんの事が好きになってきた。
さぁ、いよいよココ・テイラーのショウの幕が開く。今夜は立錐の余地もありゃーしない。
あれっ、ナント!オープニングはShunさんのヴォーカル・ナンバーから始まった。(失礼!)
そしてブルースの女王、ココ・テイラーの登場でヴォルテージは最高潮!に達した。
既にMassieは放心状態。Shunさんのギターに割れんばかりの拍手がこだまする。
30年前、この郊外のクラブで日本人がプレーをするなどと誰が考えただろうか?
その歴史の瞬間をMassieは心のピントでフィルムに収めた。




KOKOをサポートするShun


ステージを所狭しと駆け回るKOKO

今夜のライヴは凄まじかった。なぜかオレ様の声もかれている。叫んだり、踊っていたかも?
ライヴ終了後、Shunさんはファンに取り囲まれて動けない。(笑)
昨夜同様、ステージ上からギター・アンプをかたして、ホテルへ・・・と思ったけど、
Shunさんの「サウス・エリアのコテコテのラウンジに行きましょうか?」、
の一声でいそいそと・・・、めっちゃヤバそうな店へと拉致された。(笑)
見渡す限り黒人しかいない、アレサ風のシンガーがビシバシと迫ってくる。
ふと気付けばShunさんは、ステージに飛び入り乱入である。これがシカゴなんや。
Shunさんがブルース・ミュージシャンから愛されている事を感じ取れた。
帰り際には、もう次のセッションの約束をしているではないか。恐るべし。




いきなりセッションを始めたShun


怖くて一人では入れないラウンジの看板

夢のような一日の終わりに・・・あら、また雨が、、、シカゴの街を濡らす。
すでにMassieのテンションはオーバー・ヒート気味、明日までもつかな?


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